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2012年5月27日日曜日

2012 TOJ(Tour of JAPAN)ツアー・オブ・ジャパン

自転車レースの初観戦です。息子(5歳)を連れて大井ふ頭に行ってきました。

なにしろ初めてなので、勝手が分からず、コンビニ近くの適当な所で観戦。
暫くここで、コンビニで買ったおにぎりを食べながら写真を撮っていたんですが、良く見たら遠くテントらしきものが・・・。そう、道路反対側がゴール手前300m位の所だったんです。

シュークリームこと栗村 修監督
 ゴール地点に移動したら、解説に今中さん、実況がサッシャさんでした。
後ろを見るとレース関係者のVIP席(?)、
VIP席の後ろには、ショップのテントや食べ物を売っている店も出ていました。
表彰式を行うステージかな
ゴール地点は結構な人が居ました。早くから来て場所を取らないと前列で観戦するのは難しいようです。ゴール地点以外はまばらにしか人が居ないので好きな所で観戦できます。

ゴール手前50m位
ゴール手前150m地点

ゴールシーンは見られませんでしたが、途中のスプリングポイントの時は60Km/hを越えてそうなスピードで走ってました。流石プロです。

その他の写真はこちらアルバム

2012年5月20日日曜日

2012冒険第一弾(杖突街道、秋葉街道(国道152号)の杖突峠、分杭峠、地蔵峠、しらびそ峠、兵越峠)

茅野を出発点にし、杖突街道、秋葉街道(国道152号)の杖突峠、分杭峠、地蔵峠、しらびそ峠、兵越峠を越え、浜松までの難関ロング山岳コースを走ってきました。
始めに断っておくと、タイトルは「冒険」 となっていますが、ルートそのものは冒険でしたが、これと言ったトラブルも無く、きついこと以外は最高のライドでした。
ルートはこれ

南アルプスと中央アルプスの間を通るルートなので、勝手に「ツール・ド・アルプス」と名付けました。^^;

スタートから難関。
浜松最終の新幹線は22時。これに間に合うためには、途中のトラブル等リスクも想定すると、茅野を6時に出たいが、家の最寄駅から始発で行っても、茅野着が8時49分・・・。こりゃ前泊するしかないなと、茅野駅近くのネットカフェを利用。その前日は最終のあずさ35号で、茅野駅に23時23分に着き、輪行袋を抱えて歩くにはちょっと遠いので一旦、自転車を組み立てて、ネットカフェへ。
茅野駅舎の中。登山者だと思われる方々が寝てました。すごい


 ナイトパック6時間で1,000円。掛けるものも無くちょっと寒かったですが、野宿よりは全然まし。

自転車はそのまま持ち込めないと言うことなので、また輪行袋に入れました。でも、客は4、5人しかいなかった感じなのでそのまま持ち込ませてほしかった。
部屋の横の空きスペースに置かせてもらいました。
 一応5時間ほど睡眠とって、朝です。6時にネットカフェを出て、セブンイレブンにより水と食料の買い込み、スタートします。

なんと気温7℃

市街地を抜け、R152に入って直ぐに登り始め、一つ目の杖突峠を目指します。登坂距離も標高もそれ程じゃないので、直ぐ着いちゃいました。峠の少し手前に展望台や茶屋がありましたが、朝早いのでまだ開いてなかった。

杖突峠へ登り途中
杖突峠
ここからの下りは道幅が広くコーナーも少ないので、快適に飛ばせました。この日の最高速度はこの下りで出ました。

下ってしまうとのどかな田園(?)風景が待っています。車も居ないので快適です。

次は分杭峠なんですが、アプローチが結構長い。途中で中央アルプスが見えたりします。

そして美和湖の横を通り、徐々に登り勾配になって行きます。

休憩ポイントを探していたら、丁度道の駅があったので寄りました。パン屋さんがあり朝早いのに開いていました。焼きたての詩食パンも出ていましたが、僕は頂きませんでした。^^;

この美和湖は南北に長いので、暫く横を走ります。湖が終わると今度は川が現れますが、この川の河原の広いこと。山深い場所の川とは思えません。これだけ広いとバーベキューしている人が多そうですが、ここはそんな気配は全くありません。


段々勾配もきつくなりますが、川は相変わらず広い。


それでも、本格的な登りになると流石に細い流れになりましたが、河原は奇麗で夏に水遊びとか気持ちよさそうだし、キャンプもできそうです。


この峠から少し歩いた所に、磁場がゼロになる場所があるらしく駐車場がないのでシャトルバスが出ていました。でも、今日は観光客が全然居ませんでした。

分杭峠

休憩もそこそこに先を急ぎます。

下った所に大鹿村と言う集落を通るんですが、下り道もそうですが、印象が薄くてあまり記憶がない。観光案内所でトイレと補給休憩だけは覚えていますが・・・。
今度は南アルプスが見えていました
次は地蔵峠ですが、地図上はR152なんですが、実際には林道の様です。ここでも脇に川が流れていて、そこそこ広い河原がありました。地蔵峠へ登坂はそれほどきつくなく、疲れている脚でも25は殆ど使わず、23か21で登れる箇所が多かった。
地蔵峠

道はここを過ぎてもまだ登っていました。なぜ峠なのか不明です。
でも、この峠から2Kmほど進むと少し下りがあり、今度は今日の最高地点のしらびそ峠を目指します。途中50m程の未舗装区間が3か所だけありました。

標高も1500mを越えてくると、生えている木の種類も変わりまばらになり、高原と言う感じになってきます。

1Km置きに残り距離の標識がありました
峠からは南アルプスの南端が一望できます。その手前にはとてつもなく深い谷があり、ちょっと言葉では言い表せない素晴らしい景観(大パノラマ)です。車でも行けるので一度は肉眼で見る価値ありです。^^;
しらびそ峠

そして、ここも最高地点じゃないのに峠になっていて、さらに登った所がしらびそ高原で最高地点でした。高原と言っても、ちょっとした展望所と立派なレストランがあるだけですが・・・。^^;
問題は峠からここへの登りが200m位なんですが、14%位ありめちゃくちゃきつかった。
余りにもきつかったので写真を撮る気にもなれず、補給して先を急ぎます。ここの時点で予定時刻を20分ほど遅れていた。

暫く尾根道みたいな所を走り、徐々に勾配を下げて行きます。道幅が狭く、途中車が対向車とすれ違えず往生していたり、僕は自転車なので隙間を通らせてもらいました。
半分くらい下った所で突然、集落が現われます。深い山の山肌に貼りつくようにして、結構な数の家がありました。どうやって行くの?と言うような場所にも家があり、ちょっと不思議な所でした。
で、後で気付いたことですが、本来行くべき道が工事中で通れなかったため、R152へと言う標識を信じてそちらへ行ったことが大分遠回りしていました。
集落を抜けてからが勾配が一番きつい所(ここを登りたくない)で、さっき、対向車とすれ違えず立ち往生していたHONDAのBEETが凄い勢いで抜いて行ったので、軽く「プチ」と行ってしまい、コーナーで追い付く、ストレートで離されるを何度か繰り返して、遊んであげました。^^;

次は最後の兵越峠ですが、R152に戻るとまた脇に川があり(山と山に挟まれた渓谷の様な場所なので当たり前ですが)、ここの川もとても奇麗だった。

そして遠山郷と言う、昔の宿場町の様な通りを抜けると、登りが始まります。 登りに入る手前で水分を補給しておこうと、自販機で水を買ったら、「当たりましたもう一本どうぞ」と。んー一本しか必要ないんだがと思いながらも、無理やり飲んで補給しました。

そして、登りに入るんですが、ルートラボ上では127Km地点が峠のはずで、この時点でメーターの走行距離が120Km位になっていてので、 あと7Km位か、と考えながら登るんですが、勾配が思っていたほどじゃない。これもルートラボでは登り始めて直ぐに9%が続くはずだが、どう見ても4、5%しかない。おかしいなぁと思いつつもそのまま登っていく。そうすると本来R152があるはずの峠(青崩峠)への分かれ道に来た。
中央構造線による破砕帯となっていて工事ができず、未通区域となっているようです
ここから勾配がきつくなり、まさかね、と思いつつ疲れた脚に力を入れて、えっちらおっちら登っていくと、またしてもこんな所に民家が、
段々畑が広がっていた
そして、峠までの残り距離が少なくなってくるのだが、全然終わる気配がない。メーターが128Kmになっても、相変わらず登り続けているし、スマホでマップを見ようとして圏外でだめ。
そうなんです、しらびそ峠の下りで迂回したせいで、残り距離が違ってしまっていたのです。結局距離分からずのまま、峠に着いたらメーターの距離は135Kmになっていました。予定到着時刻を20分位遅れていました。
兵越峠
この日最後の峠を登り切ったのですが、これからまだ下り基調とはいえ80Kmも走らなきゃいけないことを考えると、お尻は痛いし膝も大分痛み出してきていいたので、相当うんざりでした。
が、そんなこと言っても走るしかないので、8Km位は脚を回さず下れて、その後は深い山間の道をそこそこのスピードで飛ばす。

まだ54Kmもある・・・

そして、現れたのが天竜川。約24Kmに亘って天竜川の横を走るんですが、下流に向かい徐々に川幅が広がり、河川敷がなく川幅いっぱいに水を湛えているので凄い水量です。写真の辺りは川幅100m位ですが、この先で300m位になっていました。それにしても景色が殆ど変わらないので、この1時間位は相当飽き飽きしました。^^;

残り距離は標識で分かるので、メーターの距離と睨めっこしながら、信号が全然ないので停まることも無く、ひたすら脚を回し続け、街らしい景色が見えてきた時はかなりホッとしました。
下り基調で信号が殆どなかったことが幸いして、大分予定より早く浜松に入れたので、すき屋でカレーと牛丼を食べてしまいました。せっかく浜松なので、鰻だろと思ったのですが、国道沿いには高級そうな店しか見当たらず、ちょっとジャージにレーパンでは抵抗ありました。
そして、20時に浜松駅に到着。予想より早く着きはしたんですが、約14時間掛かっており、当初の計画通り9時30分に茅野を出発していたら、到着は23時30分で電車には全然間に合いませんでした。200Km以上走って最後の峠で平均20Km/hとかで登っちゃうプロは本当にバケモノですね。ツールとかだとこの位のコースは6時間位で走っちゃいますね。僕はせめて12時間位で走れるようになりたいものです。

急げば8時20分の新幹線に乗れたんですが、ここまで来た無理せずゆっくりすることに。そしたら次は8時50分でした・・・。(@_@)
この後のひかりの方が早く着くんですが、自由席は可能性があるので、こだまで帰ることにしました。こだまはガラガラでした。(^O^)


乗車したことをつぶやいた後は速攻爆睡で、あっという間に新横浜に到着。自転車を再度組み立てて家まで最後の一踏ん張り。途中30Km/hを越えているのに、クロスバイクに抜かれてしまった。^^;

ここに掲載した写真は一部なので、他の写真をご覧になりたい方はこちらです。アルバム


普段はなるべく軽くするために、換えタイヤはもちろん工具類も一切持たないんですが、流石にこの日はまずいだろうと、タイヤにチューブラーテープ、アーレ ンキー数本とドライバ、スマホの補助バッテリー(いつもフレームに括りつけているのとは別に単三のエネループを4本入れて、USBケーブルで充電できるタ イプ)、補給食におにぎり2個とカップケーキの様な1個200Kcalある洋菓子と羊羹3つ、それと電車の中で読む単行本。これだけあると結構な重量で、これらをウィングナットと言う、ヒップバックに肩ひもを付けた様な、バックパックで重量を肩と腰で分散できるし、背中が開いているので暑くならなくて、普段はジテツウで重宝しているバックに入れて走ったんですが、登りでは何度捨ててしまおうかと思ったことか。ジテツウ時はそれ程苦になったことは無いのですが、これだけの距離を走ると、蓄積される疲労が半端じゃないですね。

総走行距離:217.90Km(新横浜から自宅分は含まず)
所要時間:13時間50分位
走行平均速度:19.8Km/h
走行時間:10:58:47
最高速度:68.6Km/h
獲得標高:3802m

またしてもスマホが不調(途中からGPSが全く捕捉できなくなった)で、ログが取れなかった。後で分かったことですが、途中Androidのメモ帳が強制終了とかエラーが出ていて、その後ログが取れなくなっていたので、これせいだったみたいです。スマホを再起動したら無事取れるようになった。時すでに遅しで気付いた時は浜松に入っていました。^^;


Strava

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